アムール(amour)の意味とは?愛に関するフランス語の単語や表現

冬の雪の中で愛し合うカップル

「愛」をフランス語でamour(アムール)と言います。

aimer(エメ)やJe t’aime(ジュテーム)など愛に関するフランス語の単語や表現についても同時に紹介していきます!

「愛」はフランス語でamour(アムール)

amour(アムール)はフランス語で「愛」「恋」を意味する男性名詞です。

「愛」という概念自体を指す場合はl’amour(ラムール)と定冠詞le(ル)をくっつけて使います。

「愛の」「愛に関する」と言いたいときは、d’amour(ダムール)という表現を使います。

これは、英語のof loveにあたります。例えば、lettre d’amour(レットル ダムール)は「恋文」「ラブレター」という意味ですが、直訳すると「恋愛に関する手紙」「愛の手紙」ということですね。

愛に関するフランス語の単語や表現

愛し合う2人とベンチそれでは、愛に関するフランス語の単語や表現についても見ていきましょう。

フランス語の愛の言葉

フランス語には、さまざまな恋愛の場面で使われる愛の言葉やフレーズが存在します。

直接的な表現だと、Tu me manques.(チュ ム モンク)などがあります。これは「会いたい」「寂しい」といった意味になります。また、Marions-nous !(マリヨン ヌー)などもよく使われます。「結婚しよう!」という意味です。

フランス語と言えばロマンチックなイメージがありますが、間接的な表現ももちろん豊富です。

例えば、Tu es mon trésor.(チュ エ モン トレゾール)という表現はよく恋人同士の間で使われます。「きみは僕の宝物」という意味です。また、Je t’aimais, je t’aime et je t’aimerai.(ジュ テメ ジュ テーム ジュ テムレ)のような詩的な表現もあります。意味は「きみを愛していた、今も愛してる、そして今後も愛し続けるだろう」です。

以下の記事では、名言やことわざなどを含めたさまざまなフランス語の愛の言葉について詳しく解説しているので、こちらもチェックしてくださいね。

「愛してる…」フランス語の愛の言葉50選!名言やことわざも紹介

「愛してる」を意味する動詞aimer(エメ)

フランス語で「愛してる」と表現するときは、aimer(エメ)という動詞を使います。Aimer(エメ)というアーティストが有名になり、この単語を聞いたことがある人も多いのではないかと思います。

例えば、

Elle m’aime.(エル メーム)

のように使います。

「彼女は僕を愛してる」という意味になります。フランス語では動詞を活用するため、文章中ではスペルが変化することが多いです。この文章では、aime(エーム)の部分がスペルを変化させたaimerです。

次に紹介するJe t’aime.(ジュ テーム)などもこのaimer(エメ)という動詞を使っていますね。

動詞の活用なども含め、aimer(エメ)に関する詳しい説明は以下の記事でチェックできます。aimer(エメ)について知りたい方はぜひ活用してください。

aimer(エメ)の意味と読み方は?フランス語の動詞aimerを分かりやすく解説!

ジュテームとモナムール

「ジュテーム」「モナムール」という言葉を聞いたこと、一度はあるのではないでしょうか?

この2つはずばりフランス語です。

「ジュテーム」は「私はあなたを愛している」という意味で、Je t’aime.(ジュ テーム)と書きます。英語のI love you.のような感じですね。

「モナムール」はフランス語でmon amour(モナムール)と書き、「私の愛する人」を意味します。例えば、彼氏が彼女に対してMon amour.(モナムール)と言うと「きみ」「おまえ」と親しみを込めた呼び方の意味になります。愛情表現のようなものですね。

Je t’aime.(ジュテーム)とmon amour(モナムール)について、以下の記事でさらに詳しく解説しています。「ジュテーム」のさまざまな言い回しのバリエーションを紹介しているので、参考にしてみてください。

「ジュテーム(Je t’aime)」の意味を詳しく紹介!「モナムール」との違いは?

愛する人に対するフランス語の愛称

愛を語る言語という呼び名もあるくらいのフランス語。大切な愛する人に対する愛称のバリエーションも豊富です。

例えば、彼氏や夫のことをmon loup(モン ルー)と呼んだりします。これは「私の狼」という意味です。また、ma guimauve(マ ギモーブ)のような呼び方もあります。「私のマシュマロ」という意味ですが、日本人には無い少し特殊な感覚なのではないでしょうか?

一方で、彼女や妻の愛称としてはma puce(マ ピュス)などが代表的です。「私のノミ」という意味ですが、フランス人にはノミが可愛らしく見えるのかもしれませんね。bijou(ビジュー)などもポピュラーで、「宝石」を意味します。

フランス語における愛称の種類は非常に豊富です。もっと多くの愛称を知りたいあなたは、ぜひこちらの記事も見てみてくださいね。

あなたは私の愛しい人…大切な人に使うフランス語の愛称100選

永遠の愛

「永遠の愛」はフランス語で、

amour éternel(アムーレテルネル)

と言います。éternel(エテルネル)は「永遠の」という意味の形容詞です。

同じようなニュアンスだと、「不死の愛」を意味するamour immortel(アムーリモルテル)や「無限の愛」を意味するamour infini(アムーランフィニ)といった表現もできます。

愛を込めて

英語では、手紙やメールの結びの言葉として「愛を込めて」を意味するLoveやWith loveといった言い回しを使いますよね。

フランス語では、同じような結びの言葉として、

Bisous(ビズー)

Bises(ビーズ)

といった表現を用います。bisousもbisesも単語自体の意味は「キス」です。あくまでも結びの言葉なので、ここでは「キス」の意味はありません。

手紙やメールではなく、単純に「愛を込めて」と言いたいときは、avec amour(アヴェック アムール)と言えばよいでしょう。

フランス語の愛に関する表現は無限大

フランス語では無限と言っていいほど愛情表現のフレーズや愛する人の呼び方があります。美容室やカフェなど、お店の名前の候補になりそうなものもたくさんあるのではないでしょうか?さまざまな単語や表現の中から、あなたお気に入りのものを見つけてくださいね。