「春」はフランス語でprintemps(プランタン)?季節に関する単語の読み方と意味

やってきた春

「春」はフランス語でprintemps(プラントン)と言います。

出会いと別れの季節である春に関するフランス語を見ていきましょう。

「春」はフランス語でprintemps(プラントン)

printemps(プラントン)はフランス語で「春」という意味の男性名詞です。

日本では「プランタン」と表記されることが多いprintempsですが、カタカナでより原音に近い表現をしようとするならば読み方は「プラントン」となります。

「ある春」ならun printemps(アン プラントン)と不定冠詞un(アン)を伴い、「この春」「今年の春」と言いたい場合はce printemps(ス プラントン)となります。

「春に」と、ことが起こっている時期を言いたい場合はau printemps(オ プラントン)と表現します。

春に関するフランス語の単語や表現

春の桜では、春に関するさまざまなフランス語の単語や表現を見ていくとしましょう。

春の訪れ

「春の訪れ」はフランス語で、

L’arrivée du printemps(ラリヴェ ドゥ プラントン)

と言い、「春がやってきた!」と言いたい場合は、

Le printemps est arrivé !(ル プラントン エタリヴェ)

と言うことができます。どちらも、「到来する」を意味するarriver(アリヴェ)という動詞が使われています。

また、「もうすぐ春がやってくる!」と言いたい場合は、

Le printemps s’approche !(ル プラントン サプロッシュ)

という表現を使いましょう。

青春

「春」といえば、季節的な春の他に人生における春にあたる時期というものもありますよね。

「青春」、つまり人生の若い時代を意味するフランス語の単語は、

jeunesse(ジュネス)

という女性名詞です。もし、「人生の春」というように詩的に表現したい場合は、

le printemps de la vie(ル プラントン ドゥ ラ ヴィ)

という表現もできるでしょう。文脈によっては、比喩的にprintempsだけで「青春」を表現することもできますね。

春休み

「春休み」はフランス語で、

vacances de printemps(ヴァコンス ドゥ プラントン)

と表現します。

ただし、フランスの春休み(vacances de printemps)は時期にして4月から5月の期間にあたるので、日本の感覚とは指す時期が異なる点に注意しましょう。

春風

「春風」はフランス語で、

brise printanière(ブリーズ プランタニエール)

と言います。

brise(ブリーズ)は「そよ風」を表し、printanière(プランタニエール)は「春の」を意味する形容詞です。brise de printemps(ブリーズ ドゥ プラントン)と言ってもよいでしょう。

美しい春

「美しい春」はフランス語で、

beau printemps(ボー プラントン)

と表現します。

beau(ボー)は「美しい」を意味する形容詞ですね。

printemps(プラントン)は「春」を表す男性名詞

printemps(プラントン)は「春」という意味の男性名詞です。

この単語は結構間違いやすいポイントが多く、nとmが反対になっていたり、最後のsが抜けていたり、春の女性的イメージからか女性名詞だと思われたりします。スペルなど間違いのないよう、正確に覚えて使いましょう。

その他の季節に関するフランス語の単語や表現は以下の記事にまとめています。気になる方はこちらも見てみてくださいね。

セゾン(saison)の意味はフランス語で「季節」?フランス語の春夏秋冬