「すずらん(鈴蘭)」はフランス語で?muguet(ミュゲ)の意味とすずらんに関するフランス語

すずらん

「すずらん(鈴蘭)」はフランス語でmuguet(ミュゲ)と言います。

muguet(ミュゲ)に関するフランス語の単語や表現と、5月1日のjour de muguet(すずらんの日)について紹介していきます。

「すずらん(鈴蘭)」はフランス語でmuguet(ミュゲ)

muguet(ミュゲ)はフランス語で「すずらん(鈴蘭)」を表す男性名詞です。

「1茎のすずらん」はun brin de muguet(アン ブラン ドゥ ミュゲ)と言います。brin(ブラン)は「細い茎」を意味します。

また、「すずらんの花束」はbouquet de muguet(ブーケ ドゥ ミュゲ)と言います。bouquet(ブーケ)は日本語にもなっているように「花束」「ブーケ」のことですね。

ちなみに、bouquet de bois(ブーケ ドゥ ボワ)という言い回しもありますが、これも「すずらん(鈴蘭)」を意味します。bois(ボワ)は「木」や「森」を指します。

「すずらんの日」ってなに?

すずらんの花束フランスではjour de muguet(ジュール ドゥ ミュゲ)、日本語に訳すと「すずらんの日」「ミュゲの日」という行事があります。少し詳しく見ていきましょう。

jour de muguet(ジュール ドゥ ミュゲ)は毎年5月1日にフランスで行われるイベントで、愛する人や日頃からお世話になっている家族や友人にmuguet(ミュゲ)、つまり「すずらん(鈴蘭)」を贈る日です。受け取った人には幸運が訪れると言われています。

このようなことから、muguet(ミュゲ)はfleur du 1er mai(フルール デュ プルミエ メ)と呼ばれます。「5月1日の花」という意味ですね。

また、muguet du 1er mai(ミュゲ デュ プルミエ メ)という表現もあります。「すずらんの日」に贈るすずらん(鈴蘭)のことを指して使います。

5月1日といえば「メーデー(フランス語ではfête du Travail)」のイメージが強いですが、フランスではこのような素敵な習慣もある日なんです。

muguet(ミュゲ)の花言葉は?

床に置かれた幸福を呼ぶすずらんすずらん(muguet)の花言葉(langage des fleurs)には、どのようなものがあるのでしょうか?いくつか見ていきましょう。

フランス語のサイトInterfloraによると、muguet(ミュゲ)の持つ意味について以下のような説明があります。

Le muguet est un porte-bonheur qui symbolise la renaissance du printemps et de la vie.

「すずらんは、春や人生の再生を象徴するお守りである」という意味ですね。

また、一般的にフランス語ではmuguet(ミュゲ)の花言葉として、

retour du bonheur(ルトゥール デュ ボヌール)「幸福の再来」
coquetterie(コケトリ)「おしゃれ」「洒落ているさま」
pureté(ピュルテ)「純粋さ」
gaieté(ゲテ)「陽気さ」

が挙げられます。

すずらんはポジティブで幸福にまつわる意味を多く持っていることがわかりますね。

jour de muguetにすずらんを贈ってみては?

「すずらん(鈴蘭)」はフランス語でmuguet(ミュゲ)であることがわかりました。あなたも、愛する人やお世話になっている人にすずらんを贈ってみてもいいかもしれませんね。