「青」はフランス語で…bleuの読み方と意味は?色に関するフランス語の単語

「青」はフランス語でbleu(ブルー)と言います。

bleuの詳しい使い方やbleuに関するフランス語の表現を紹介していきます!

「青」はフランス語でbleu(ブルー)

bleu(ブルー)はフランス語で「青」を意味する形容詞です。英語のblueと非常にスペルが似ていますが、eとuの位置が逆なので要注意です。

男性名詞を修飾するときはbleu(ブルー)ですが、女性名詞を修飾するときは形が変化し、bleue(ブルー)となります。発音は変わりません。

「青」を意味する名詞として使う場合は、男性名詞bleu(ブルー)となります。

ちなみに、「青みががった」という意味のbleuâtre(ブルアットル)という形容詞もあります。

bleuに関するフランス語の単語や表現

サッカーボールフランス語にはbleuを使った独特の表現やイディオムのようなものがあります。いくつか見ていきましょう。

Les Bleus(レ ブルー)

Les Bleus(レ ブルー)とはイディオムで、現代フランスにおいて(特にサッカーの)フランス代表チームParis Saint-Germain(パリ・サンジェルマン)を意味します。この表現は、フランス代表チームのユニフォームが青色であることに由来します。

サッカー中継を見ていると、

Allez Les Bleus !(アレ レ ブルー)

という歓声が頻繁に聞こえてくるでしょう。

これは、「フランス、がんばれ!」のような応援の意味です。ちなみに、フランス人は相手チームに野次を飛ばす意味でもAllez Les Bleus ! を使うことがあります。

cordon bleu(コルドン ブルー)

cordon bleu(コルドン ブルー)は直訳すると「青いリボン」という意味ですが、「腕のたつ料理人」という意味があります。

また、cordon-bleu(コルドン ブルー)という名前の、肉とチーズを使ったフランス料理もあります。美味しそうなコルドン・ブルーの写真を見ればわかりますが、料理自体は全く青くありませんね。

oiseau bleu(ワゾー ブルー)

oiseau bleu(ワゾー ブルー)はフランス語で「青い鳥」を意味します。

青い鳥が複数羽いる場合は、oiseaux bleus(ワゾー ブルー)とoiseauxのスペルの最後にxが増えますね。

bleuir(ブルイール)

青を意味するbleu(ブルー)ですが、この単語がそのまま動詞になったbleuir(ブルイール)という動詞もあります。

bleuir(ブルイール)は「青くなる」「青ざめる」という意味です。実際に色が青色に変化する場合でも、比喩的にブルーな状態になる場合でも使うことができる単語です。

青色はフランス人にとって大切な色

青色はフランス国旗の色の一色であり、またフランスのスポーツチームのイメージカラーでもあることから、フランス人が大切にしている色であることがわかるでしょう。さまざまな「青」に関するフランス語の表現を覚えて、豊かな語彙を身につけましょう!

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