「ひまわり(向日葵)」はフランス語でtournesol(トゥルヌソル)と言います。
しかし、tournesol以外にもフランス語ではさまざまな呼び方があります。「ひまわり」の呼び方と、ひまわりに関するフランス語の単語や表現について見ていきましょう。
もくじ
「ひまわり(向日葵)」はフランス語でtournesol(トゥルヌソル)
tournesol(トゥルヌソル)はフランス語で「ひまわり(向日葵)」を意味する男性名詞です。
tournesolは、「向きを変える」「ターンする」を意味する動詞tourner(トゥルネ)と、「太陽」を意味する名詞soleil(ソレイユ)が合わさったようなスペルになっていますね。日本語の「向日葵」も日の方を向く花の意なので、発想としては同じです。
フランス語では、ひまわりの呼び方がいくつもあります。
hélianthe(エリオント)はその1つで、同じく「ひまわり(向日葵)」を意味します。héliantheの由来はギリシャ語です。
また、soleil(ソレイユ)も同じく「ひまわり」を表す場合があります。soleil(ソレイユ)は一般的に「太陽」を意味する男性名詞ですが、文脈によっては「ひまわり(向日葵)」を指して使われます。grand soleil(グロン ソレイユ)という言い方がされる場合もあります。
soleil(ソレイユ)に関する詳しい説明は以下の記事でご覧ください。
ソレイユ(soleil)の意味とは?太陽に関するフランス語を紹介
表現の幅として、「太陽の花」を意味するfleur de soleil(フルール ドゥ ソレイユ)や、直訳すると「庭の太陽」という意味のsoleil des jardins(ソレイユ デ ジャルダン)という言い方もあります。
ちなみに、かの有名なゴッホの絵画「ひまわり」はフランス語で、Les Tournesols(レ トゥルヌソル)と呼びます。
ひまわりに関するフランス語の表現
それでは、ひまわりに関するフランス語の単語や表現をいくつか見ていきましょう。ここでは、基本的にtournesol(トゥルヌソル)を使った表現を紹介します。
ひまわりの種
ひまわりと言えば、ハムスターの大好物であるその種がイメージされますね。
「ひまわりの種」はフランス語で、
graine de tournesol(グレーヌ ドゥ トゥルヌソル)
と言います。
graine(グレーヌ)は「種」「粒」という意味の女性名詞です。
ひまわり畑
「ひまわりの畑」はフランス語で、
champ de tournesol(ション ドゥ トゥルヌソル)
と表現します。
champ(ション)は「畑」を意味します。
ひまわり油
「ひまわり油」はフランス語で、
huile de tournesol(ユイル ドゥ トゥルヌソル)
と言います。
huile(ユイル)は「油」を意味します。
フランス語におけるひまわりの花言葉は?
フランス語における、ひまわりの花言葉にはどんなものがあるのでしょうか?最後にひまわりの花言葉について、いくつか紹介します。
tournesol(ひまわり)の花言葉には、
orgueil(オルグイユ)「誇り」「高慢」
respect(レスペ)「尊敬」
admiration(アドミラスィヨン)「感嘆」「称賛」
éblouissement(エブルイッスモン)「驚嘆」
があります。
ひまわりは太陽の光にいつも向かっていることから、ある対象に対する継続的でポジティブな気持ち(respectやadmiration)を表しています。
「ひまわり」の呼び方は1つじゃない
「ひまわり」はtournesol(トゥルヌソル)だけではなく、さまざまな呼び方があることがわかりましたね。
tournesol(トゥルヌソル)に加えて、soleil(ソレイユ)が「太陽」だけではなく「ひまわり」も意味することを覚えておけば問題ありませんが、表現の幅としてさまざまな呼び方を知っておきたいですね。