ソレイユ(soleil)の意味とは?太陽に関するフランス語を紹介

輝く太陽

soleil(ソレイユ)はフランス語で「太陽」を意味します。

あの「シルク・ドゥ・ソレイユ」の名前の意味や、その他の太陽に関するさまざまなフランス語についても紹介します!

「太陽」はフランス語でsoleil(ソレイユ)

soleil(ソレイユ)はフランス語で「太陽」を意味する男性名詞です。

太陽は1つしかないので複数形はなく、基本的にle soleil(ル ソレイユ)と定冠詞le(ル)が頭につきます。

発音はカタカナ表記の「ソレイユ」で問題ありません。通じないということはまず無いでしょう。

au soleil(オ ソレイユ)は、「太陽の下で」「日向で」という意味になります。

シルク・ドゥ・ソレイユの意味は?

サーカスシルク・ドゥ・ソレイユはカナダはケベック州、モントリオール発の世界的に有名なサーカス集団です。日本でもよく公演が行われていますよね。

フランス語表記だと、Cirque du Soleil(シルク デュ ソレイユ)となります。duの発音は、どちらかというと「デュ」と言うほうがフランス語の発音に近いです。

男性名詞cirque(シルク)はフランス語で「サーカス」を意味し、シルク・ドゥ・ソレイユは直訳すると「太陽のサーカス」という意味になります。

太陽に関するさまざまなフランス語の単語

日の出それでは、太陽に関するさまざまなフランス語の単語や表現を見ていきましょう。

Plein Soleil

en plein soleil(オン プラン ソレイユ)は「炎天下」という意味です。

フランスの大物俳優アラン・ドロン(Alain Delon)が主演を務めた映画タイトルの1つにPlein Soleil(プラン ソレイユ)という映画があります。日本語の作品タイトルは『太陽がいっぱい』ですが、これは「〜でいっぱいの」を意味する形容詞plein(プラン)を直訳的に訳していますね。

日の出

「日の出」はフランス語で、

le soleil levant(ル ソレイユ ルヴォン)

と言います。日本では「ソレイユ ルヴァン」というカタカナ表記になっていることが多いですが、「ルヴォン」と言う方がフランス語の発音に近いです。

levant(ルヴォン)は、「上げる」を意味する動詞lever(ルヴェ)が形容詞的に変化したものです。「太陽が昇る」は、

Le soleil se lève.(ル ソレイユ ス レーヴ)

と言います。se lever(ス ルヴェ)で「上がる」という意味になります。

日本は古来より「日出づる国」という別称がありますが、

le pays du Soleil-Levant(ル ペイ デュ ソレイユルヴォン)

という表現が出てきたら、これは「日本」という意味です。

ひまわり(向日葵)

「ひまわり」はフランス語で主に3通りの言い方があり、全て男性名詞です。

tournesol(トゥルヌソル)
hélianthe(エリオント)
soleil(ソレイユ)

このうち、soleil(ソレイユ)は特にひまわりの「花」を指して使います。他の2つは「ひまわり」という植物自体を指します。soleil(ソレイユ)を形容する形で、grand-soleil(グロンソレイユ)などとも言ったりします。

ひまわりに関するフランス語についての詳しい内容は以下の記事で紹介しています。こちらもぜひご覧ください。

「ひまわり(向日葵)」はフランス語で?呼び方は1つじゃない!

「日出づる国」の話題になるかも?

フランス人との会話で日本が話題になった際に、le pays du soleil levantを使う機会があるかもしれませんね。

soleil(ソレイユ)は日常会話でもよく使うので、覚えて自分のボキャブラリーを豊かにしましょう!