「魔法」はフランス語で?魔法や魔術に関するフランス語

森の魔法使い

「魔法」はフランス語でmagie(マジ)と言います。

魔法や魔術に関するその他のフランス語の単語や表現についても紹介していきます。

「魔法」はフランス語でmagie(マジ)

magie(マジ)はフランス語で「魔法」を意味する女性名詞です。

英語の場合「魔法」はmagic(マジック)ですが、同じような発音のフランス語magique(マジーク)は「魔法の」という形容詞になります。magique(マジーク)は名詞ではないので注意しましょう。

また、魔術や妖術のニュアンスで使うsorcellerie(ソルセルリ)も「魔法」を意味します。

「魔法を使う」はpratiquer la magie(プラティケ ラ マジ)と表現し、「魔法をかける」と具体的に影響を及ぼす対象があるときにはensorceler(オンソルスレ)という動詞を使います。

魔法や魔術に関するフランス語の表現

ランプを持つ魔術師それでは、魔法や魔術に関するフランス語の単語や表現をいくつか見ていきましょう。

魔法使い・魔術師

「魔法使い」「魔術師」はフランス語で、

男性の場合 sorcier(ソルスィエ)
女性の場合 sorcière(ソルスィエール)

または、

男性の場合 magicien(マジスィヤン)
女性の場合 magicienne(マジスィエンヌ)

と言います。

英語のsorcererやmagicianとスペルが少し異なるだけで、同じような表現ですね。

白魔術・黒魔術

「白魔術」「白魔法」はフランス語で、

magie blanche(マジ ブロンシュ)

「黒魔術」「黒魔法」はフランス語で、

magie noire(マジ ノワール)

と言います。

「白魔術」とは神聖な力を借りてポジティブな影響を与える魔法のことで、「黒魔術」とは邪悪な力を借りてネガティブな影響を与える魔法のことです。ゲームなどでよく見かける表現ですね。

魔法の杖

「魔法の杖」はフランス語で、

baguette magique(バゲット マジーク)

と言います。baguette(バゲット)と聞くとフランスパンを想像してしまいがちですが、フランス語のbaguette(バゲット)は細い棒状のもの全般を指して使われます。

呪文

「呪文」はフランス語で、

formule magique(フォルミュール マジーク)

と言います。

直訳すると「魔法の言葉」になります。formule(フォルミュール)には「方式」「数式」といった意味がありますが、ここでは「決まり文句」「フレーズ」の意味です。

「手品(マジック)」はフランス語で?

手品師いわゆる「魔法」の意味でのマジックはmagie(マジ)を用いますが、主にトランプなどを使った現代の「手品」という意味では異なる単語で表現します。最後に、「手品」のフランス語について見ていきましょう。

「手品」はフランス語で、

prestidigitation(プレスティディジタスィヨン)
tour de passe-passe(トゥール ドゥ パスパス)

と言います。どちらも長い表現ですね。

また、tour d’adresse(トゥール ダドレス)も「手品」を意味します。ここでのtour(トゥール)は「芸当」を意味し、adresse(アドレス)は「器用で巧みなこと」を意味します。

「手品師」「マジシャン」はフランス語で、

男性の場合 prestidigitateur(プレスティディジタトゥール)
女性の場合 prestidigitatrice(プレスティディジタトリス)

と言います。

magique(マジーク)は名詞ではなく形容詞

最後に繰り返しますが、magique(マジーク)は名詞ではなく形容詞です。フランス語の「魔法」を表す名詞はmagie(マジ)なので、間違えないようにしましょう。

魔法のごとく(comme par magie)フランス語が上達したらいいのですが、なかなかそういうわけにもいきません。継続的にフランス語を覚えましょう!