フランス語の月名と曜日を1番分かりやすく解説!日付の書き方も紹介

カレンダー

フランス語の日付に関する単語や表現を分かりやすく紹介します。1月から12月までの各月の名前や、月曜日から日曜日までの各曜日の言い方をそれぞれ見ていきましょう!

最後には、月と曜日を使って今日の日付や誕生日を表現する方法も紹介しています。

1月~12月の表し方

1月から12月までの各月の言い方について、発音上の注意点や省略形などもあわせて見ていきましょう。

各月のフランス語の名前

それでは、各月のフランス語の単語を一覧表で見てみましょう。月の名前は全て男性名詞で、英語と違い1文字目も小文字である点がポイントです。

フランス語 読み方 省略形
1月 janvier ジョンヴィエ janv.
2月 février フェヴリエ févr.
3月 mars マルス mars
4月 avril アヴリル avr.
5月 mai mai
6月 juin ジュアン juin
7月 juillet ジュイエ juill.
8月 août ウットゥ août
9月 septembre セプトンブル sept.
10月 octobre オクトーブル oct.
11月 novembre ノヴォンブル nov.
12月 décembre デッソンブル déc.

かなり英語の言い方と似ている、と思ったのではないでしょうか?

間違えやすい月は次の3つ(2月・3月・8月)です。

まずは、février(フェヴリエ)です。

「2月」は英語でfebruaryというスペルでとても似ていますが、3文字目の「ヴ」にあたるアルファベットがvとbで異なります。カタカナにするとどちらも「ヴ」あるいは「ブ」となるので、間違えやすいんですね。

mars(マルス)は、最後のsを発音します。フランス語の多くの単語は最後の子音を発音しませんが、これは例外です。

最後にaoût(ウットゥ)は、「ウ」とも発音する場合があります。しかし、ou(ウ)やoù(ウ)、deux(ドゥ)などと同じ文脈で使われ間違って捉えられることがあるため、最後のtを発音する方が安全です。

省略形は主にカレンダーなどで使われ、ものによってはアルファベット1文字や全て3文字で統一してある省略形もあります。今回紹介しているものは、最も一般的なものです。

月名に関するフランス語の表現

それでは、次に暦の月の名前に関連するフランス語のかんたんな表現をいくつか紹介します。

「何月に」という言い方は2通りあります。1月を例にして見てみましょう。

en janvier(オン ジョンヴィエ)

au mois de janvier(オ モワ ドゥ ジョンヴィエ)

「en+月の名前」か「au mois de +月の名前」ということですね。moisは「(暦の)月」という意味です。

Je vais visiter France en janvier.(ジュ ヴェ ヴィズィテ フロンス オン ジョンヴィエ)で「1月にフランスへ行く予定なんだ」という意味になりますね。

曜日の表し方

カレンダーを持つ女性次に、月曜日から日曜日まで、各月の表し方と曜日に関するフランス語の表現を紹介します。

各曜日のフランス語の名前

各曜日のフランス語での言い方を一覧表で見てみましょう。こちらも英語と違い、1文字目も小文字です。

曜日 フランス語 読み方 省略形
月曜日 lundi ランディ Lu
火曜日 mardi マルディ Ma
水曜日 mecredi メルクルディ Me
木曜日 jeudi ジュディ Je
金曜日 vendredi ヴォンドルディ Ve
土曜日 samedi サムディ Sa
日曜日 dimanche ディモンシュ Di

フランスは日本と違い、「今週」が始まるのは月曜日です。ヨーロッパ諸国は月曜日が週の始まりであることが多いです。

省略形は暦の月と同じく、1文字や3文字のパターンもあります。

曜日に関するフランス語の表現

それでは、曜日に関するフランス語のかんたんな表現をいくつか見ていきましょう。

「曜日」のことはフランス語で、

jour de la semaine(ジュール ドゥ ラ スメーヌ)

と言います。

「今日は何曜日ですか?」はフランス語で、

Quel jour sommes-nous ?(ケル ジュール ソムヌ)

ですが、もう少しフランクな言い方で、

On est quel jour ?(オンネ ケル ジュール)

と言うこともできます。

ちなみに1週間というと7日間ですが、フランス語では8 jours(ユイ ジュール)で「1週間」、15 jours(カンズ ジュール)で「2週間」を表します。「1週間後に」はdans 8 jours(ドンズュイ ジュール)となるんですね。

日付の表し方

金属製の日めくりカレンダー最後に、今日の日付や生年月日の言い方を説明します。数字の表現に関する詳しい説明は以下の記事にあるので、こちらも参考にしてみてください!

フランス語の数字を1番分かりやすく解説!正しい発音や読み方も紹介

では例えば、「2019年5月3日」をフランス語で表すと、

le 3 mai 2019

つまり

le trois mai vingt mille dix-neuf(ル トロワ メ ヴァン ミル ディズヌフ)

となります。

①日にち②月③年号 の順番で書きます。表記する場合は「03/05/2019」のようになりますね。

例外として、毎月「1日」は数字だけでなく、1erのように綴ります。これは「1番目の」を意味するpremier(プルミエ)という単語の省略形になります。例えば「2019年2月1日」は、le 1er février 2019(01/02/2019)となるわけですね。

それでは、あなたの誕生日、つまり生年月日は表現できますか?

例えば「私は1985年7月24日に生まれました」と言いたい場合は、

Je suis née le 24 juillet 1985.(ジュ スュイ ネ ル ヴァンキャトル ジュイエ ミル ヌフ ソン キャトルヴァンサンク)

となります。néeは女性の場合で、男性ならnéというスペルになります。発音は変わりません。

今日の日付や生年月日を表現できるようになろう

フランス語の月や曜日の名前は、英語と似ていて異なるものなのでスペルや発音を間違えて覚えてしまいがちです。正しく理解しましょう。

今日の日付や自分の生年月日から表現できるようになり、「9月の予定はあるの?」だったり「先週水曜日にこんなことがあって」といった会話までできるようになりたいですね。