「うさぎ(兎)」はフランス語でlapin(ラパン)と言います。
lapin(ラパン)を使ったさまざまなフランス語の表現についても同時に見ていきましょう。
もくじ
「うさぎ(兎)」はフランス語でlapin(ラパン)
lapin(ラパン)はフランス語で「うさぎ(兎)」を意味する男性名詞です。
オスのうさぎはun lapin(アン ラパン)、メスのうさぎはune lapine(ユンヌ ラピーヌ)と言います。
複数形は、オスが1羽でもいればdes lapins(デ ラパン)、全羽メスならdes lapines(デ ラピーヌ)となります。
ちなみに、フランスではうさぎの肉を食用として食べる文化があります。日本では珍しいですが、フランスでは大学の食堂などでも提供されているほどポピュラーな食べ物です。「うさぎの肉」のことをviande de lapin(ヴィヨンド ドゥ ラパン)と表現しますが、単にlapin(ラパン)ということも多いです。
うさぎ(兎)に関するフランス語の表現
それでは、うさぎ(兎)に関するフランス語の表現をいくつか見ていきましょう。
うさぎの尻尾
「うさぎのしっぽ」はフランス語で、
queue de lapin(クー ドゥ ラパン)
と言います。queue(クー)は「尻尾」を意味する女性名詞です。
coup de lapin
lapin(ラパン)を使ったフランス語のイディオムの1つに、
coup de lapin(クー ドゥ ラパン)
というものがあります。
直訳は「うさぎの一撃」「うさぎが叩くこと」となりますが、これは「うなじを強打すること」を意味します。また、後ろから強い打撃を受けるイメージが転じて「裏切り」も比喩的に意味します。
poser un lapin
もう1つイディオムを紹介します。
poser un lapin(ポゼ アン ラパン)
は直訳すると「うさぎを置く」となりますが、これは「約束をすっぽかす」ことを意味します。
Elle m’a posé un lapin !(エル マ ポゼ アン ラパン)
で「彼女は私との約束をすっぽかした!」という感じですね。
mon petit lapin
フランス語には恋人や大切な人を呼ぶ愛称が無数にあります。その1つとして、
mon petit lapin(モン プチ ラパン)
という表現があります。
男女どちらに対しても使えます。mon lapin(モン ラパン)とも言ったりします。
うさぎはフランス人にも身近な動物
日本でうさぎというとペットとしてのイメージくらいですが、フランスでは食用としても身近な存在であることがわかりますね。
うさぎの呼び方がオスとメスで異なる点はしっかり覚えておきましょう!