「赤」はフランス語でrouge(ルージュ)と言います。
rouge(ルージュ)の詳しい説明と赤に関するその他のフランス語についても見てみましょう!
もくじ
「赤」はフランス語でrouge(ルージュ)
rouge(ルージュ)はフランス語で「赤い」を意味する形容詞です。
日本で「ルージュ」と言うと口紅が思い浮かびますが、フランス語のrougeに「口紅」という意味はありません。フランス語で「口紅」はrouge à lèvres(ルージュ ア レーヴル)と表現するので、間違ってrougeを「口紅」という意味で使わないようにしましょう。
rougeは名詞を修飾するにあたり、その名詞が男性名詞でも女性名詞でもrougeと形に変化はありません。簡単ですね。
「赤」という名詞として使う場合は、男性名詞rouge(ルージュ)となります。
また、「赤みのある」という意味でrougeâtre(ルジャートル)という形容詞もあります。
赤に関する様々なフランス語の表現
それでは、赤色に関するフランス語の単語や表現をいくつか見ていきましょう。
赤ワイン
フランスはワインの産地として有名ですよね。
「赤ワイン」はフランス語で、
vin rouge(ヴァン ルージュ)
と言います。
ムーラン・ルージュ
パリのモンマルトルには、「ムーラン・ルージュ」という世界的にも有名なキャバレー(ショーなどがあるレストラン)があります。
この名前Moulin Rouge(ムーラン ルージュ)は「赤い風車」という意味で、屋根に赤い風車が乗っているその外観からこのような名前が付けられています。
赤字
「赤字の状態」にあることをフランス語のイディオムで、
dans le rouge(ドン ル ルージュ)
と言います。
直訳は「赤色の中にいる」となりますが、日本語の「赤字」と同じニュアンスでお金がない状態を比喩的に表しています。
Il semble dans le rouge…(イル ソンブル ドン ル ルージュ)、訳すると「彼はお金が無いみたい…」のように使われます。
ちなみにこの表現は多くの場合財政難にあることを表しますが、お金に関することでない場合でも、危機的状況にあるニュアンスで使われることがあります。
赤十字
「赤十字」は英語でthe Red Crossと言いますが、フランス語でも同様の発想で、
la Croix-Rouge(ラ クロワルージュ)
と言います。
金魚
実は「金魚」はフランス語で、
poisson rouge(ポワソン ルージュ)
と言います。
直訳は「赤色の魚」です。確かに金魚は名前に反してその見た目は赤色ですが、少し意外な表現だったのではないでしょうか?
英語の場合でも日本語と同じ発想でgoldfishと言うため、フランス語独特の表現であると言えますね。
「赤」はフランスを印象づける色
赤色はワインを表す色であったり、フランスの国旗に使われる色の一色であったりと、フランスを大きく印象づける色です。スペルの変化もなく簡単なので、もう使えるようになりましたね!
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