「白」はフランス語でblanc(ブラン)?色に関するフランス語の単語

白色のマカロン

「白」はフランス語でblanc(ブロン)と言います。

blancの正しい使い方や、白に関するその他の表現についても見ていきましょう!

「白」はフランス語でblanc(ブロン)

blanc(ブロン)はフランス語で「白い」を意味する形容詞です。

カタカナではよく「ブラン」という読み方があてられることが多いです(例:mont blanc「モンブラン」)が、よりフランス語の発音に近い表記は「ブロン」となります。

つく名詞の性によって、男性名詞にくっつくのであればblanc(ブロン)、女性名詞にくっつくのであればblanche(ブロンシュ)と形が変わります。

「白」と名詞としてだけ言いたい場合はblanc(ブロン)とつづり、男性名詞として扱います。

また、「白くする」「白くなる」という意味のblanchir(ブロンシール)という動詞もあります。お菓子を作るときなどに、卵黄と砂糖を泡立てて白っぽくすることを「ブランシール」と言ったりします。

白に関するさまざまなフランス語の単語や表現

白猫フランス国旗に使われるうちの1色でもある白。そんな白色に関するフランス語のさまざまな単語や表現を見ていきましょう。

白ワイン

フランスと言えばワインですよね。「白ワイン」はフランス語で、

vin blanc(ヴァン ブロン)

と言います。vin(ヴァン)は「ワイン」のことです。

フランスのボルドー地方やロワール地方を原産としたブドウの品種に「ソーヴィニヨン・ブラン(sauvignon blanc)」があります。このブドウを使って作られた白ワインは世界的に普及しています。

モンブラン

「モンブラン」はフランス語で、

mont blanc(モン ブロン)

と言います。mont(モン)は「山」を意味し、直訳すると「モンブラン」は「白い山」という意味になります。

フランスとイタリアの国境にはmont Blanc(モンブラン)というアルプスの最高峰があります。

ホワイトチョコレート

「ホワイトチョコレート」はフランス語で、

chocolat blanc(ショコラ ブロン)

と言います。

おしゃれなショコラティエやケーキ屋などでこの表現を見たことがある方もいるのではないでしょうか?

白物家電

冷蔵庫や洗濯機など、いわゆる「白物家電」はフランス語で、

produit blanc(プロデュイ ブロン)

と言います。

直訳すると「白い製品」です。家電製品の総称として使われるため、les produits blancs(レ プロデュイ ブロン)のように複数形で表記されている場合が多いです。

白夜

真夜中でも太陽が沈まない現象である「白夜」はフランス語で、

nuit blanche(ニュイ ブロンシュ)

と表現します。

フランスのパリでは、Nuit Blanche(白夜祭)というお祭りが毎年10月に1日夜通しで開催されます。

ホワイトハウス

アメリカ大統領官邸である「ホワイトハウス(White House)」。フランス語では、

Maison-Blanche(メゾンブロンシュ)

と言います。maison(メゾン)は「家」、つまり英語のhouseにあたりますね。

真っ白な心

「真っ白な心」はフランス語で、

cœur blanc(クール ブロン)

と言います。cœur(クール)は「心」「ハート」を意味し、「白いハート」ということですね。

白い翼

「白い翼」はフランス語で、

aile blanche(エル ブロンシュ)

と表現します。

フランス語で白色を表現できるようになろう

blanc(ブロン)とblanche(ブロンシュ)を覚えておけば、持っている白色のものについて一歩進んだ説明ができますね。

男性名詞につく場合はblanc、女性名詞につく場合はblancheと形が変形することを忘れないようにしましょう。

その他の色に関する単語や表現は以下の記事でまとめています。気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね。

フランス語の色の名前一覧!単語の正しい読み方とスペルも紹介