「薔薇(バラ)」はフランス語でrose(ローズ)と言います。
薔薇の木や薔薇の色に関するフランス語も同時に見ていきましょう!
「薔薇(バラ)」はフランス語でrose(ローズ)
rose(ローズ)はフランス語で「薔薇の花」を意味する女性名詞です。
1つならune rose(ユンヌ ローズ)、2つ以上ならdes roses(デ ローズ)と言います。
薔薇の花束を渡したりもらったりすることがあれば、bouquet de roses(ブーケ ドゥ ローズ)という表現を使いましょう。まさに「薔薇のブーケ」のことです。
また、rosier(ロズィエ)はフランス語で「薔薇の木」を意味する男性名詞です。rosier(ロズィエ)がつける花がrose(ローズ)ということですね。
薔薇と言えばその美しさに似合わず鋭い棘を持っていることが印象的ですが、「薔薇の棘」はépines du rosier(エピーヌ デュ ロズィエ)と言うのが一般的です。棘があるのは花の部分(rose)ではなく、茎の部分(rosier)ですよね。
ちなみに、「バラ園」のことはフランス語でroseraie(ロズレ)と言い、バラ園などで薔薇を栽培している人々のことをrosiériste(ロズィエリスト)と言います。フランス国内では、パリにあるバガテル公園(parc de Bagatelle)のバラ園などが有名ですよ。
それぞれの色の薔薇はフランス語で?
薔薇にはさまざまな色のものがありますよね。それぞれ、フランス語ではどのように言うのでしょうか?
各色の薔薇の呼び方を一覧でまとめました。rose(ローズ)は女性名詞なので、色の形容詞は女性形に活用します。
薔薇の色 | フランス語 | 読み方 |
---|---|---|
赤 | rose rouge | ローズ ルージュ |
青 | rose bleue | ローズ ブルー |
黄色 | rose jaune | ローズ ジョーヌ |
紫 | rose violette | ローズ ヴィヨレット |
ピンク | rose rose | ローズ ローズ |
オレンジ色 | rose orange | ローズ オロンジュ |
白 | rose blanche | ローズ ブロンシュ |
黒 | rose noire | ローズ ノワール |
虹色 | rose arc-en-ciel | ローザルコンスィエル |
「ピンク色の」という形容詞も同じくrose(ローズ)という単語を使うので、「ピンク色の薔薇」はrose rose(ローズ ローズ)となるんですね。同じ単語が2つ続くのがわかりにくいこともあり、rose de couleur rose(ローズ ドゥ クルール ローズ)のような表現をすることもあります。
薔薇と色をセットで覚えよう
薔薇のようにさまざまな色のものがある花は珍しく、その色の豊富さは薔薇の特徴でもありますよね。薔薇の話には、高い確率で色の話題や内容が入ってくるでしょう。
薔薇と色の表現はセットで覚えて、使えるようにしたいですね。