「百合（ゆり）」はフランス語でlis（リス）またはlys（リス）と言います。
百合に関するその他のフランス語も一緒に紹介します！
もくじ
「百合（ゆり）」はフランス語でlis（リス）
lis（リス）またはlys（リス）はフランス語で「百合（ゆり）」を意味する男性名詞です。植物としての百合と、百合の花自体のどちらを指しても使われる単語です。
発音は同じで、lis（リス）とlys（リス）の2パターンのつづり方があります。どちらも意味は全く同じ「百合」です。複数形にする場合は、どちらのスペルでもつづりが変化しません。
フランス語は単語末尾の子音（ここではs）を発音しないことがほとんどですが、lisおよびlysは例外的にsを発音する点に注意です。
百合（ゆり）に関するフランス語の単語や表現
それでは、百合に関するフランス語の単語や表現をいくつか見ていきましょう。
百合根
「百合根」はフランス語で、
racine de lis（ラシーヌ ドゥ リス）
または
bulbe de lis（ビュルブ ドゥ リス）
と言います。
racine（ラシーヌ）は「根っこ」を意味する女性名詞、bulbe（ビュルブ）は「球根」を意味する男性名詞です。
白百合
百合と言えば白色ですね。「白百合」はフランス語で、
lis blanc（リス ブロン）
と言います。
ちなみに、百合と言えば白というイメージはフランス語にもあり、de lis（ドゥ リス）は形容詞のように「とても白い」という意味で使います。やや古風な表現になります。また、lilial（リリアル）は「百合のように白い」という意味の形容詞ですが、こちらも日常会話で使うことはほとんど無いでしょう。
百合のフランス語での花言葉は？
最後に、フランス語での百合の花言葉について紹介します。
フランス語のメディアFemmes d’Aujourd’huiでは、百合の象徴するイメージについて以下のように説明されています。
Le lys connote la pureté, la grandeur des sentiments, la maternité et la fertilité.
百合はpureté（ピュルテ）、つまり「純粋さ」や「清らかさ」を表しています。清純な百合のイメージにぴったりなのではないでしょうか？
その他にも、気持ちの大きさや母性、豊かさといったイメージを持っているんですね。
lisとlys、どちらも覚えておきましょう
lisとlys、2つのスペルがある「百合」ですが、どちらが古くてどちらがよく使われるということはなく、両方のスペルで現代でも使われています。
どちらも「百合」という意味であることを押さえておきましょう！