「雨」はフランス語でpluie(プリュイ)と言います。
また、「傘」はフランス語でparapluie(パラプリュイ)と言います。
雨に関するフランス語の単語や表現についてもいくつか紹介していきます!
もくじ
「雨」はフランス語でpluie(プリュイ)
pluie(プリュイ)はフランス語で「雨」を意味する女性名詞です。
文中にはla pluie(ラ プリュイ)と定冠詞la(ラ)を伴って登場します。
また「雨が降る」と言う場合は、
pleuvoir(プルヴォワール)
という動詞を使います。似た動詞にpleurer(プルレ)がありますが、こちらは「泣く」を意味するので間違えないようにしましょう。
Il pleut.(イル プル)
で「雨が降っている」という意味になります。このpleut(プル)は、pleuvoirが主語il(イル)にあわせて活用しスペルが変化したものです。
ちなみに、pluie(プリュイ)を使って、La pluie tombe.(ラ プリュイ トンブ)としても、「雨が降る」という意味を表すことができます。
「傘」はフランス語でparapluie(パラプリュイ)
parapluie(パラプリュイ)はフランス語で「傘」を意味する男性名詞です。
単語のスペルの中に「雨」を意味するpluie(プリュイ)が入っているのがわかりますね。
para-(パラ)というのは接頭語で、protection contre(あるものに対する保護や防御)という要素を持っています。つまり、雨(pluie)に対する保護(para-)という意味がこの単語の語源です。
「雨」は女性名詞ですが、「傘」は男性名詞なので気をつけましょう。
ちなみに、「傘をさす」はフランス語で、
tenir un parapluie(トゥニール アン パラプリュイ)
s’abriter sous un parapluie(サブリテ スーザン パラプリュイ)
と表現することができます。s’abriter(サブリテ)は「雨風から身を守る」という意味の動詞です。
雨や傘に関するフランス語の表現
それでは、雨や傘に関するフランス語の単語や表現をいくつか見ていきましょう。
小雨・大雨・豪雨
雨の強さはそれぞれどのように表現すればよいのでしょうか?
「小雨」はフランス語で、
pluie fine(プリュイ フィーヌ)
「大雨」はフランス語で、
forte pluie(フォルト プリュイ)
さらに強い「豪雨」はフランス語で、
pluie torrentielle(プリュイ トロンスィエル)
と言います。
fine(フィーヌ)は直訳すると「細かい」「細い」という意味ですが、「小雨」のことを細かく細い雨というニュアンスで表現します。また、torrentielle(トロンスィエル)は「流れが急な」ことを表す形容詞です。激しい雨の様子をこのように表現するんですね。
傘立て
「傘立て」はフランス語で、
porte-parapluies(ポルトパラプリュイ)
と言います。
傘立てには一般的に傘を複数立てるからだと思われますが、従来のフランス語では複数形のみで用いられた単語でした。正書法の改正により、今ではporte-parapluieと単数形でつづってもフランス語として正しいです。
Après la pluie, le beau temps.
フランス語ではことわざのように使われている表現の1つに、
Après la pluie, le beau temps.(アプレ ラ プリュイ ル ボー トン)
というものがあります。直訳すると、「雨の降ったあとには、いい天気になる」という意味です。辛く厳しい状況はいつか終わり、その後には幸せが訪れることを比喩的に表しています。
雨音はフランス語でどう表現する?
雨の音は、日本語のオノマトペの場合「しとしと」「ぽつぽつ」などと言いますね。
フランス語では、
ploc-ploc(プロック プロック)
flip-flip(フリップ フリップ)
のような単語で音を表現します。
日本語よりかわいい響きに感じられるのではないでしょうか?
「雨」と「傘」はあわせて覚えよう
「傘」を意味するparapluie(パラプリュイ)は「雨」を意味するpluie(プリュイ)と関連性があることがわかりましたね。
たった2つ、あわせて覚えてしまいましょう!