lien(リアン)の意味とは?絆に関するフランス語

永遠の絆

lien(リアン)はフランス語で「絆」を意味します。

絆に関するその他のフランス語の単語や表現についても見ていきましょう!

「絆」はフランス語でlien(リアン)

lien(リアン)はフランス語で「絆」を意味する男性名詞です。

発音はどちらかと言うと「リヤン」のほうがフランス語の発音に近いですが、日本では「リアン」というカタカナ表記になることが多いです。

絆は「誰かと誰かを繋げる」ものであり、特定のものなので「絆」という意味でlienを使う場合は基本的に定冠詞le(ル)がくっついてle lien(ル リアン)、複数形はles liens(レ リアン)となります。

不定冠詞を伴ったun lien(アン リアン)は、「ひも」「コード」「ロープ」という意味で使われます。複数形はdes liens(デ リアン)です。

lien(リアン)には「何かと何かを繋げるもの」という根本的な意味があるということですね。

ちなみに、「絆」という意味ではliaison(リエゾン)relation(ルラスィオン)という単語を使うこともできます。liaison(リエゾン)と言えばフランス語の発音における単語と単語の音のつながりのことをイメージしますが、これも「何かと何かを繋げるもの」が元の意味ですね。

絆に関するさまざまなフランス語の表現

固い絆で結ばれた友情では、絆に関するフランス語の単語や表現をいくつか見ていきましょう。

永遠の絆

「永遠の絆」はフランス語で、

lien éternel(リヤネテルネル)

と言います。éternel(エテルネル)は「永遠の」という意味の形容詞です。

家族・友達との絆

「家族との絆」はフランス語で、

lien de parenté(リアン ドゥ パロンテ)

と言います。これは「血縁」という意味もあります。ちなみに、「血縁」はlien du sang(リアン デュ ソン)とも言います。

「友達との絆」はフランス語で、

lien de l’amitié(リアン ドゥ ラミティエ)

と言います。

amitié(アミティエ)は一般的に「友情」と訳される女性名詞ですが、本来の意味は「血縁にも性的な魅力にも基づかない、二者間で生まれる好意や共感の感情」というイメージを持った単語です。

ちなみに、友情における絆の場合は「絆で結ばれている」ことを

se lier(ス リエ)

という動詞で表すことができます。

「絆」は2つ以上のものを繋げるもの

lienは「絆」と単純に覚えるのではなく、「複数のものをつなげるもの」と覚えておけばどんな文章で出てきても問題ありません。「リアン」でも「リヤン」でもカタカナ表記上は間違いではないので、お店などなにかネーミングを考える際は響きが好きな方を使いましょう!