「たけのこ(筍)」はフランス語でpousse de bambou(プッス ドゥ ボンブー)と言います。
たけのこに関する食材や料理に関するフランス語についても同時に見ていきましょう。
「たけのこ(筍)」はフランス語でpousse de bambou(プッス ドゥ ボンブー)
pousse de bambou(プッス ドゥ ボンブー)はフランス語で「たけのこ(筍)」を意味します。
pousse(プッス)は「新芽」「若い芽」を意味する女性名詞です。また、bambou(ボンブー)は「竹」という意味ですが、英語のbamboo(バンブー)とスペルもよく似ていますね。フランス語には「たけのこ」を直接指す単語がなく、このように表現します。
違う表現で、bourgeon de bambou(ブルジョン ドゥ ボンブー)とも言うことができます。bourgeon(ブルジョン)は「植物の芽」を意味します。
フランスでは、たけのこはそこまで馴染みのある食材ではないので、一般的なスーパーではたけのこが瓶詰めの状態で売られていることがほとんどです。なので、日本で目にするような新鮮なたけのこを手に入れるのはそう簡単ではありません。
ちなみに、たけのこが採れる「竹林」はフランス語でbambouseraie(ボンブズレ)またはbambousaie(ボンブゼ)と言います。
メンマ(シナチク)はフランス語で?
今や世界に知られる日本食となったラーメンですが、その食材の1つにメンマ(シナチク)がありますね。
「メンマ(シナチク)」はフランス語で、
pousses de bambou fermentées(プッス ドゥ ボンブー フェルモンテ)
pousses de bambou marinées(プッス ドゥ ボンブー マリネ)
と表現されます。
fermenté(フェルモンテ)は「発酵させた」という意味です。メンマはたけのこを発酵させて作りますよね。ちなみに「発酵」はフランス語でfermentation(フェルモンタスィヨン)と言います。
また、mariné(マリネ)はいわゆる「マリネにした」という意味です。「マリネ」というと日本人にはサラダのイメージがありますが、酢や油などと一緒に漬け込むことをフランス語では全般的にmariner(マリネ)という動詞で表します。
たけのこは「竹の若芽」
フランス語には「たけのこ」にそのまま相当する単語はなく、pousse de bambou(プッス ドゥ ボンブー)と表現することがわかりましたね。ラーメンはフランスでも人気なので、メンマの話題になったらこの表現を使えるように覚えておきましょうね。