「紫」はフランス語で…violetの読み方と意味は?色に関するフランス語の単語

紫色の水晶

「紫」はフランス語でviolet(ヴィヨレ)と言います。

紫色に関するフランス語の単語や表現を見ていきましょう!

「紫」はフランス語でviolet(ヴィヨレ)

violet(ヴィヨレ)はフランス語で「紫色の」を意味する形容詞です。

カタカナでは「ヴィオレ」と表記されることも多いですが、「ヴィヨレ」がより原音に近い発音です。英語と全くスペルが一緒ですが、フランス語の発音は「バイオレット」ではありません。

男性名詞を修飾するときはviolet(ヴィヨレ)、女性名詞を修飾するときはviolette(ヴィヨレット)と形が変化します。「紫」という名詞として用いる場合は、violet(ヴィヨレ)のかたちを男性名詞として使います。

また、「紫色がかった」を意味するviolacé(ヴィヨラセ)violâtre(ヴィヨラートル)という形容詞もあります。

ちなみに、「赤紫色の」はフランス語でpourpre(プールプル)と言います。英語のpurple(パープル)とスペルが似ていますね。violet(ヴィヨレ)はどちらかと言うと青紫系統の色を指します。

violet(ヴィヨレ)とpourpre(プールプル)はどちらも紫系の色を表す単語ですが、色のニュアンスによって使い分けましょう。

紫色に関するフランス語の単語や表現

紫色の薔薇それでは、violetを使ったフランス語の単語や表現をいくつか見てみましょう。

紫の薔薇

「紫色の薔薇」はフランス語で、

rose violette(ローズ ヴィヨレット)

と言います。

ちなみに、violette(ヴィヨレット)だけで名詞として使う場合は、「スミレ」を意味し、別の植物を指すことになるので気をつけましょう。

紫の蝶

「紫色の蝶」はフランス語で、

papillon violet(パピヨン ヴィヨレ)

と言います。

紫外線

「紫外線」はフランス語で、

les ultraviolets(レズュルトラヴィヨレ)

と言います。

または、rayons ultraviolets(レヨン ユルトラヴィヨレ)と言うこともできます。いわゆる「UV」ですが、フランス語なので発音は「ユーヴイ」ではなく「ユヴェ」ですよ。

できればvioletとpourpreを両方覚えよう

紫色を表現するフランス語は、代表的なものでviolet(ヴィヨレ)とpourpre(プールプル)の2種類があります。色のニュアンスによって、適切なフランス語を使えるようになりたいですね!

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