「妖精」はフランス語でfée(フェ)と言います。
「おとぎ話」の言い方や、その他の「精」や「霊」に関するフランス語も紹介していきます。
もくじ
「妖精」はフランス語でfée(フェ)
fée(フェ)はフランス語で「妖精」を意味する女性名詞です。英語のfairy(フェアリー)とスペルが似ていますね。
「妖精たち」のように複数の場合はfées(フェ)とスペルが複数形に変化します。発音は同じです。例えば、「小さな妖精」はpetite fée(プチット フェ)と言うことができます。
「妖精の」を意味する形容詞はféerique(フェリーク)です。
ちなみに、「イタズラ好きな妖精」のことを特別に、farfadet(ファルファデ)と呼びます。
fée(妖精)に関するフランス語の表現
次に、fée(フェ)に関するフランス語の単語や表現を見ていきましょう。
おとぎ話
「おとぎ話」はフランス語で、
conte de fées(コント ドゥ フェ)
と言います。英語のfairy tale(フェアリーテイル)にあたります。
conte(コント)は「話」「物語」という意味であり、「おとぎ話」は「妖精の物語」という表現をするんですね。
花の妖精・森の妖精
「花の妖精」はフランス語で、
fée des fleurs(フェ デ フルール)
「森の妖精」はフランス語で、
fée des forêts(フェ デ フォレ)
とそれぞれ言います。
妖精の国
「妖精の国」はフランス語で、
pays des fées(ペイ デ フェ)
または、
féerie(フェリ)
と言います。
féerie(フェリ)は比喩的に「夢のように美しい光景」を指すこともあります。
「精」や「霊」に関するフランス語
最後に、「妖精」以外の「精」や「霊」に関するフランス語の単語や表現を見ていきましょう。
精霊・聖霊
「精霊」はフランス語で、
esprit(エスプリ)
と言います。英語はspiritですが、スペルもとても似ていますね。
また、キリスト教における「聖霊」はフランス語で、Saint-Esprit(サンテスプリ)と言います。
幽霊・亡霊
「幽霊」「亡霊」はフランス語で、
fantôme(フォントーム)
revenant(ルヴノン)
spectre(スペクトル)
と言います。
revenant(ルヴノン)は「戻って来る」「再び来る」を意味する動詞revenir(ルヴニール)の現在分詞と同じスペルですが、「(あの世から)戻って来る者」という含みを持つので「幽霊」を意味するんですね。
conte de fées(コント ドゥ フェ)は「おとぎ話」でしたが、conte de revenant(コント ドゥ ルヴノン)は「怪談」という意味になります。
霊魂・魂
「霊魂」「魂」はフランス語で、
âme(アーム)
と言います。
féeの発音は「フェ」
féeというスペルを見ると「フェエ」と読みたくなってしまいますが、発音は「フェ」です。(形容詞のféeriqueなどは「フェエリーク」と読む場合もあります。)カタカナ読みでも問題なく通じるでしょう。
正しく覚えて使えるようになりたいですね!