「翼」をフランス語でaile(エール)、「羽」をフランス語でplume(プリューム)と言います。
翼や羽にまつわるフランス語の単語や表現もあわせて見ていきましょう。
もくじ
「翼」はフランス語でaile(エール)
aile(エール)はフランス語で「翼」を意味する女性名詞です。
鳥などの動物の翼を指してaile(エール)を使う場合、翼は普通2枚あるので複数形でdes ailes(デゼル)、または定冠詞をつけてles ailes(レゼル)と表現します。
「翼の生えた」はailé(エレ)という形容詞を使って表現することができます。「ペガサス」は翼の生えた馬なので、cheval ailé(シュヴァレレ)と言います。
ちなみに、翼の先端部分のことを特にaileron(エルロン)と言います。
「羽」はフランス語でplume(プリューム)
plume(プリューム)はフランス語で「羽」「羽根」を意味する女性名詞です。
こちらも「翼」の場合と同じで、羽根は基本的に2枚以上あるので複数形のdes plumes(デ プリューム)、または定冠詞を伴ってles plumes(レ プリューム)として使います。
英語でもplumeは「羽毛」という、近い意味を持っていますね。
plume(プリューム)は1枚1枚の羽を指している単語ですが、集合的に「羽毛」を言いたい場合は、plumage(プリュマージュ)という男性名詞を用います。
「翼」や「羽」に関するフランス語の表現
それでは、「翼」や「羽」に関するフランス語の単語や表現をいくつか紹介します。
羽ばたく・羽ばたき
「羽ばたく」はフランス語で、
battre des ailes(バットル デゼール)
と言います。
L’oiseau bat des ailes.(ロワゾー バ デゼール)
で「鳥が羽ばたく」という意味になります。bat(バ)はbattre(バットル)を活用したかたちです。
また、「羽ばたき」をフランス語で、
coup d’ailes(クー デール)
と表現します。coup(クー)は「一撃」「動き」「発現」といった意味を持っています。
羽根ぼうき
掃除をするときなどに使う「羽根ぼうき」はフランス語で、
plumeau(プリュモー)
と言います。
複数形にする場合は、plumeaux(プリュモー)とスペルの最後にxが加わります。
万年筆
「万年筆」は「ペン」を意味するstylo(スティロ)という男性名詞で表現されます。
しかし、「万年筆」を特定して言いたい場合は、
stylo-plume(スティロプリューム)
stylo à plume(スティロ ア プリューム)
という表現をすることができます。
ちなみに、「羽根」を意味するplume(プリューム)だけでも「ペン」という意味になります。これは、昔ペンと言えば「羽根」ペンが主流だったからですね。
「翼」も「羽」も1枚じゃない
「翼」や「羽」が1枚のみの状況になることは稀です。
片翼だけの場合などであればune aile(ユンネール)のように単数形になりますが、基本的には複数形のles ailes(レゼール)やles plumes(レ プリューム)のかたちを覚えておきましょう!